口もとのしわの意外な原因と対策
歯は口の周りの筋肉の使い方に影響を与えます。
口の周りにできる小さなしわやほうれい線には、さまざまな原因があります。
主たる原因は、乾燥や表情筋の衰えから起きるというのが一般的ですが、実は意外なものもしわを引き起こしている可能性があると言われています。
その意外なものとは、歯茎の衰えや歯周病、歯並びです。
- 歯茎が下がるとしわが増える?
年齢や歯周病によって、歯茎がだんだんと下がってきます。
健康な歯茎は、歯を支える土台となり、それをもとに口の周囲の骨格も維持されています。
歯茎がやせて垂れ下がると、歯槽骨とつながっている頬の筋肉もだんだんと下に引っ張られてたるみ始め、口もとにしわやほうれい線を作ってしまう可能性があります。
スキンケアを頑張っているのに、なぜか口もとにしわができてしまう……、
そんな方は、もしかすると歯茎に原因があるのかもしれません!
歯茎は、10年間で約2ミリも下がってしまうと言われています。
そして、歯周病は日本人のおよそ80%がかかっているとも言われるものです。
歯茎が下がることによってできる口もとのしわを予防するためには、歯や口の中まで、しっかりケアをする必要があるのです。
歯茎を健康に保ち、美しい口もとを守るために、次のようなことに気をつけてみましょう。
- 歯みがきをマメにしましょう。
- 小さいヘッドの歯ブラシを使いましょう。
- 定期的に歯科医院に行きましょう。
- バランスのとれた食事をしましょう。
美しい口もとは、スキンケアだけでなく、歯と歯茎の健康によって守られます。
しわができる可能性を少しでも下げるためにも、ぜひお口の中の健康を守りましょう。